神奈川県川崎市｜エクステリア・外構

11/22　：　日々思う事

私が外構工事の世界に入ってちょうど20年が経ちました、5年前に建築士の資格をとり、CADを使いプランニングからお客様とのお付き合いをさせて頂くようになってから
現場で親方として施工をする時間は減りましたが、職人としての感覚や技術が鈍らないように出来る限り現場に出ております。またフェンスやカーポート、
門扉等のアルミ材やブロック、レンガ等建材も次々と新しい物が出てきて
プランニングの幅が広がりましたが、それらの新しい物を実際に現場で見て施工することによってお客様によりわかりやすく説明できるのではないかと思っております。
職人としての技術と感覚、そして設計者としての知識と管理能力。その両方を高める
ことがお客様にも現場の職人さんにも満足していただくためにとても大切なことだと
思います。

シンバ
今年の9月にお空に逝ってしまいました。今まで本当に楽しい日々を過ごさせてくれました。ありがとう、シンバくん

シンバくん（左）とファイン姉さん
ファイン姉さんは14歳ですが
まだまだ元気です

投稿者：kamitake

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09/03　：　相場

「外構工事の相場がわからないので相見積もりをして欲しい。」という依頼をよく受けます。
基本的に僕が若手の頃から言われていたのは土地の㎡×1万円が外構工事の金額の基準というか目安で、
例えば50坪の土地であれば大体165㎡なので外構工事に165万円位はかかると言われていました。時代が変わり、
外構のスタイルもそれまでの敷地を高い塀や門等で囲うものから建売住宅を中心にオープンなスタイルに変わってきました。
業者さんの数も増えて価格競争が起きてそれぞれがそれぞれに工事単価を設定しているのが現状だと思います。
他社の見積書を見せて頂くと「えっ？こんなに安いの？」と思う時もあれば「これは高すぎだろ」と思う時もあります。
ですので正直外構業者である僕にもこの業界の相場というのはわかりません。
あまり安くて仕上がりが悪かったり不具合があっても困りますし、高いからしっかりとした工事を必ず出来るとも限りません。
我々業者にとって一番大事なのはお客様に喜んでいただくことだと思います、高いお金をいただいてその上「上武さんに頼んでよかった」なんて言っていただけたら
外構業者としてこんな嬉しいことはありません。当社が他の業者さんよりも高いか安いかはわかりませんが工事が終了した後に満足していただけるように
がんばってます。

投稿者：kamitake

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07/21　：　最近

よく境界のブロック塀を壊さずに新築や建て替えをしているのを見かけます、先日当社が施工したお宅も隣の敷地内に建ってる高さ1.6m位のブロック塀が完全に
傾いていました。ブロックの耐用年数は概ね30年くらいと言われています、塗装や左官などで表面が保護されていれば別ですが、ブロックがむきだしになっている状態であれば
30年以上前にたてたブロック塀はそろそろ寿命だという事です。熊本の震災ではブロック塀が倒れて下敷きになって亡くなった方もおられました。
ブロック自体もかなり重いですがブロック塀のの中にはモルタルや鉄筋が入っているのでかなりの重量があります。基礎コンクリートの中に鉄筋が無く縦筋も差し込んでいるだけの状態で縦筋が抜けてブロック塀や門柱が倒れたという話も聞きます。ブロックは擁壁と比べて安価で強度もそれなりにあり、加工もしやすいので色んなところで使われています。
古くからの住宅地では道路から2m位の高さのブロック塀があるお宅も結構あります。ブロックの目地に沿って割れが生じているとかなり危険な状態です、塀を造り替えるのは費用が
かかりますし簡単なことではありませんが倒れてしまって取り返しのつかないことが起こる可能性もあります。最近関東地方では地震が続いています、気になる方はいつでもご相談下さい。